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京都でのれんを製作する

のれんの印刷で金色や銀色を再現する方法

金色銀色のれんは、文字通り金色や銀色など優雅さや豪華さを与えてくれる色合ののれんです。
あまり見たことがないけれども、見かけない理由はコストが高くつくから、もしくは現代の印刷技術では
染色が困難になるからなど、いろいろなイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。

金の暖簾のイメージ
基本的に、金色銀色のれんはコストが高くつくことや、印刷は出来るけれども
本来の金もしくは銀の発色効果への期待が難しいなどが挙げられるようです。


しかしながら、金色銀色のれんを作りたい、このようなお客さんからの要望に応えるため
企業努力の成果で実現している会社もあります。


通常CMYKの4色インクでは金色の表現は困難、金や銀は特色扱いになるので
別途特殊なインクが必要になるのですが、通常の昇華転写は不可能です。
ただ、金色は黄土色で代用して銀色はグレーで代用する、グラデーションを使えば
金色風や銀色風にすることはできるのですが、金色銀色のれんに欠かせない艶が
出しにくいといったデメリットもあります。


なお、のれんの生地の多くはマットな質感のものが主流になるので、
黄土色やグラデーションなどで代用しても艶がなく表現が難しいのが現状でした。

サテン生地を採用したことで光沢あるのれんを制作

のれんに使う生地の多くは表面に光沢がないマットな質感のものばかり、
そこで生地に光沢があるとより金色や銀色の風合いを持つのれんを作れるのではないか。
そんな試行錯誤の中で成功に導いたのがサテン生地です。


表面はツルツルしていて手触りが非常に良い生地であり、ポリエステル100%素材で
表面には光沢があるので再現性も良い、柔らかく優しい肌触りが特徴であると同時に
高級感もあるので、店先や店内の客席と厨房の合間に設置するのれんなどにも最適です。

サテン生地
なお、サテン生地は表面はツルツル感ははあるのですが、裏面はマットな質感などの理由から
両面を使うことは難しいのですが、客席側は表面にして厨房側をマットな質感にするなど
使用するときに工夫すれば優しい印象をお客さんに与えることも可能にします。


サテン生地に黄土色やグレーなどを染めることで限りなく金色や銀色に近い風合いに
再現できるようになるなど、目立つのれんを作りたい人におすすめです。


また、厨房と客席の間に吊るす場合は防炎機能が必要になりますが、金色銀色のれんは
一般的なのれんと同じ制作方法になるので、防炎加工や撥水加工も可能になるので
飲食店で使うこともできますし、洗濯もできるので常にきれいなのれんを使い続けることができます。